(目的)

第1条　この要綱は、障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(平成17年法律第123号)第77条の規定に基づき、地域における身体障害者の生活を支援するため、居宅において入浴することが困難な身体障害者に対して、訪問により入浴サービスを提供し、身体障害者の身体の清潔の保持、心身機能の維持等を図り、もって福祉の増進を図ることを目的に実施する身体障害者訪問入浴サービス事業(以下「事業」という。)に関し必要な事項を定めるものとする。

(実施主体)

第2条　事業の実施主体は、道志村とする。

(対象者)

第3条　事業の対象者は、次の各号のいずれかに該当する者とする。

(事業の内容)

第4条　事業は、前条の対象者に対し次に掲げるサービスを提供する。

(利用の申請)

第5条　事業を利用しようとする者は、道志村身体障害者訪問入浴サービス事業利用登録申請書(様式第1号。以下「申請書」という。)を村長に提出するものとする。

(利用の決定等)

第6条　村長は、前条の規定による申請があったときは、速やかに内容を審査し、適当と認めた者に対し道志村身体障害者訪問入浴サービス事業利用決定(却下)通知書(様式第2号)により申請者に通知するものとする。

(登録の変更)

第7条　利用者は、登録した内容に変更があるときは、道志村身体障害者訪問入浴サービス事業利用登録変更届(様式第3号)により速やかに村長に届け出なければならない。

(登録の廃止)

第8条　利用者は、次の各号のいずれかに該当するときは、道志村身体障害者訪問入浴サービス事業利用登録廃止届(様式第4号)により速やかに村長に届け出なければならない。

(登録の取消し)

第9条　村長は、利用者が次の各号のいずれかに該当するときは、第6条の規定による利用の決定を取り消すことができる。

(利用回数)

第10条　サービスの利用回数は、1人当たり週2回を限度とする。ただし、村長が特に必要と認めた場合は、利用回数を増加することができる。

(利用者負担)

第11条　利用者は、費用の一部を負担するものとし、別表に掲げる金額の10パーセントに相当する額(以下「利用者負担額」という。)を事業者に支払うものとする。

(利用者負担額の減免)

第12条　村長は、利用者及びその属する世帯が次の各号のいずれかに該当するときは、当該各号に定めるところにより利用者負担額を減免するものとする。

(委託料)

第13条　第2条第2項の規定により事業を委託する場合の委託料は、別表に掲げる費用から利用者負担額を差し引いた金額とする。ただし、前条の規定により利用者負担額を減免したときは、当該減免した額を委託料に加算するものとする。

(遵守事項)

第14条　事業者は、看護師、準看護師又は介護職員のいずれかの者を事業に従事させなければならない。

(補則)

第15条　この要綱に定めるもののほか、事業の実施に関し必要な事項は、別に定める。