東京2020組織委員会は、東京2020大会で実施される自転車競技ロードレースの各コースについて、国際自転車競技連合(UCI)の承認を得て、2018年10月10日発表いたしました。
今回、オリンピック競技大会は、個人タイムトライアルのコースが、パラリンピック競技大会はロードレース、タイムトライアル、チームリレー(混合)のコースがそれぞれ決定しました。
オリンピックパラリンピックともに富士スピードウェイをスタート、ゴールとし、富士山を間近に望みながら周辺エリアを走行するコースは起伏に満ちており、見応えのあるレース展開が期待できます。
これで、8月9日に発表した本村を通過するコースとなったロードレースと合せて、東京2020大会の自転車競技ロードの全種目についてコースが決定しました。
<オリンピック>
■ 個人タイムトライアル(男子)
・ 距離:約44.2km(約22.1km×2周)
・ 獲得標高:約846m
■ 個人タイムトライアル(女子)
・ 距離:約22.1km(約22.1km×1周)
・ 獲得標高:約423m
<パラリンピック>
※選手の走行の安全に配慮し、サーキット内を通常のモーターレースなどで使用する右回り(時計回り)ではなく、左周り(反時計回り)に走行するコースとしています。
■ ロードレース(男子/女子)クラスB、H1-5、T1-2、C1-5
・ 距離:約13.2km/1周
※クラスごとに周回数は異なります。
■ タイムトライアル(男子/女子)クラスB、H1-5、T1-2、C1-5
・ 距離:約8km/1周
※クラスごとに周回数は異なります。
■ チームリレー(混合)
・ 距離:約24.3km(約2.7km/9周)
※1チーム3名で、各3周します。