東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会において募集を行なった東京2020大会のエンブレムの採用作品が、平成28年4月25日(月)に決定しました。
組市松紋(くみいちまつもん)
歴史的に世界中で愛され、日本では江戸時代に「市松模様(いちまつもよう)」として広まったチェッカーデザインを、日本の伝統色である藍色で、粋な日本らしさを描いたものです。
形の異なる3種類の四角形を組み合わせ、国や文化・思想などの違いを示しています。違いはあってもそれらを超えてつながり合うデザインに、「多様性と調和」のメッセージを込め、オリンピック・パラリンピックが多様性を認め合い、つながる世界を目指す場であることを表しています。
オリンピックエンブレム・パラリンピックエンブレムとも、同じ45ピースの四角形から構成されています。
「多くの皆様に愛されるエンブレム」に育てていきたいという想いから、コンセプトムービーを作成いたしました。東京2020エンブレムのコンセプトや成り立ちを動画でご紹介しています。
動画ナレーション
3つの異なる四角形は、多様性を表しています。
みんなちがうから、おもしろい。
みんなちがうけれど、つながれる。
互いに認め合い、支え合いながら、ひとつになる時がやって来ます。
同じ形、同じ数の四角形でつくられるふたつのエンブレム。
それは、すべてが平等である証。
障がいの有無を越えて、あらゆる障壁を越えて、人と人がつながってゆきます。
スポーツの感動は、スポーツの興奮は、世界中誰もが共有できる。
世界中みんなをひとつにする。
新しい未来は、きっと、ここから生まれます。
氏名:野老 朝雄(ところ あさお)
【問合せ先】
東京2020大会お問い合わせ窓口
電話番号:0570-09-2020(有料)
受付時間:平日9時~17時 ※土日祝日、年末年始を除く
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会ホームページ
※「用語解説」に表示される用語のご質問・ご要望は、運営元までお問合せください。